top of page

2025年のカナダ移民政策の見通しについて

執筆者の写真: AnyVisaジャパンAnyVisaジャパン

皆さん、こんにちは。AnyVisaのKoです。

2025年、1本目のブログ投稿です。


昨年2024年はカナダ移民政策についての様々な変更がありましたので、今年は一体どのような方向に転換するのか不安になられている方が多いのではないかと思います。


色々な噂や情報が飛び交っていますが、 カナダ政府公認の移民コンサルタントとして約30年の実績があるアレックスに、2025年の移民政策についての見通しを聞きましたのでこちらにまとめさせていただきます。



1. 非永住者(外国人労働者)の大量送還が行われる? (Deportation)

最近、カナダ移民に関する噂や政府関係者の発言が話題になっています。

特に留学生や期限切れが近い外国人労働者に対する「大量送還」の可能性が噂されています。

しかし、結論から言うとこちらはNOです。

カナダにはそのような大規模な送還を実施するための法的基盤やリソースがありません。

また、期限が切れたステータスを回復したり延長したりするための手段も用意されています。



2. ファミリースポンサーシップが再開される?

こちらはおそらくYESだとの事です。


ご両親や祖父母などのスポンサーとなって永住権申請をするファミリースポンサーシッププログラムは、カナダ永住権をお持ちの日本人の方にとっても重要な問題です。


今年はカナダでは大統領選挙が行われますが、選挙後に移民局がこのプログラムを新しい形で再開する可能性が高いと期待されています。


長い間待ち望まれている再開が2025年に実現する見込みです。


3. スタートアップビザプログラムの受け入れが停止される?

こちらの答えはNOです。


ビジネス移住を希望される方が永住権を取得できるスタートアップビザプログラムは昨年も注目を集め、弊社でも多くのお客様をサポートさせていただきました。

昨年末に事業の準備を完了、投資機関のプレゼンも無事にパスして、これからいよいよ永住権申請、というチームも複数組いらっしゃいます。


今年の見通しについてのお問い合わせを多くいただいておりますが、2025年もスタートアップビザプログラムは引き続き継続されます

 

スタートアップビザプログラムは、多くの移民プログラムよりも審査が早い事や、カナダ経済への貢献度が高い事などからも、移民局も注力しているプログラムと言えるでしょう。


2025年もこのプログラムは多くの日本の方からも注目されるプログラムになると思います。


4. フラッグポールの廃止

こちらの答えはYESです。


フラッグポール(Flagpole)とは、カナダ国内に滞在中の申請者が、米国との国境で申請手続きを行う方法です。


CBSA(国境サービス庁)では、彼らが移民局に代わって移民の手続きを国境で行う事は、本来彼らの仕事ではないと議論されてきました。


昨年は、一部の国境でのみ申請可能になり制限がされていましたが、今年2025年には完全廃止されると予測されています

これにより、全ての申請がオンライン化される方向に向かうだろうとの見通しです。


5. 難民制度の見直し

こちらもYESです。

多くの日本人の方にはあまり関係のないかもしれない難民制度ですが、カナダの難民制度は、2025年に大規模な改革が行われる可能性があります。


カナダの難民制度はアメリカの難民制度と密接に関連しており、アメリカ経由でカナダに到着した方々はアメリカで難民申請を行うことが求められ、それに伴いカナダでの申請が認められませんでした。

現在は、ニュースを見られてご存知の方も多いと思いますが、カナダ南部の国境での不法移民の急増が予想されており、不法移民や人身売買、物資や薬物の密輸を防ぐための国境管理の強化が重要視されています。


これからカナダ永住権取得はできなくなる?

ネット上では昨年からの移民政策は「改悪」と書かれている方も多く、確かに新規受け入れ数も減少したり、必要なスコア(ドローポイント)が高くなったりしましたが、道が閉ざされたわけではありません。


YouTube動画でもよく言っていることなのですが、まずは一度お問い合わせをいただいて、ご自身にどのような選択肢があるのかを査定される事をお勧めいたします。

弊社AnyVisaでは、査定は無料でさせていただいております(コンサルタントへのご相談は有料)


ご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。


最後まで読んでくださりありがとうございました!


Ko




Komentar


bottom of page